製造業における素材の最適な配合量や加工条件の予測、マーケティング分野における予算配分の最適化など、研究開発や計画・予算策定の工数を大幅に削減

ビジネスのためのAI活用プラットフォーム「MatrixFlow」を提供する、株式会社MatrixFlow(本社:東京都台東区、代表取締役:田本 芳文)は、期待する結果をもとに、AIが最適な入力の組み合わせを逆算する新サービス「OptFlow」をMatrixFlow上で提供開始しました。

この逆AIを用いることにより、例えば、製造業における研究開発の工数を大幅に削減し、効率的な新製品の開発を行うことが可能となります。また、製造業以外の業種においても、予算や計画の策定など、特定の条件下で最適な設定を見つけたいという場合において、活用することができます。

MatrixFlowは幅広い種類のビジネス課題を解決する方法をノーコードで提供することで、AIの内製化に貢献します。
MatrixFlowやOptFlowに関するご質問は、以下までお問い合わせください。
https://www.matrixflow.net/contact/

従来のMatrixFlowでは、入力データ(素材の配合量や加工条件など)をもとに、AIが結果(物性や官能評価結果など)を予測していましたが、「OptFlow」では、実現したい結果(物性や官能評価結果など)を満たすためには、どのような入力の組みあわせ(素材の配合量や加工条件など)が必要か予測し、数理最適化することが出来ます。このような、結果から入力の組み合わせを最適化するAIを逆AIと呼称しています。

逆AIを用いることにより、特定の制限がある中で、複数の要素を加味しながら決定を下すといった、より複雑な課題を解決することができます。

【OptFlow概要】

OptFlowの使い方は以下の5ステップです。一切プログラミングすることなく、マウス操作のみでAIに予測させることができます。

Step1.データのアップロード
まずは、予測をする上での材料となるデータをアップロードします。

Step2.予測する列の選択
ここでは、予測したい対象(素材の配合量や加工条件など)を選択します。

Step3.レシピの設計
AIの設計図であるレシピは、OptFlowのブロック(と同時に出てくるAutoFlowのブロック)を繋ぐだけです。

Step4.学習条件の設定
AIを学習する際の条件を設定します。この時、各変数を、最大化する、最小化する、特定の値に近づける、など複数の選択肢から選ぶことができます。また変数の間に関係性があるときは、その条件を式で入力することもできます。

Step5.結果の確認
学習が終わると、AIが予測した最適化結果を画面上で確認することができます。
また結果は、フィルターをかけたり、CSV形式でダウンロードすることもできます。

OptFlowの詳細説明をご希望の場合は、以下のお問い合わせ先より、「OptFlowの詳細希望」とご連絡ください。
https://www.matrixflow.net/contact/

【今後の方針】
MatrixFlowの活用推進、MatrixFlowの機能の拡充を引き続き行うことで、社会全体としてのAI開発の加速、拡大を促して参ります。唯一無二のAI内製化支援を行う会社として、誰もがAI技術を活用する社会の実現へ向け、更なるプロダクト・サービスの開発、市場開拓を行っていきます。

【株式会社MatrixFlow 会社概要】
株式会社MatrixFlowは、「テクノロジーで世界をつくる」をミッションとするAIベンチャーです。大人から子供、ビジネスマンから学生、デザイナーからサイエンティストに至るまで、様々な人々がAIを活用し、素晴らしい着想を得たり、あっと言わせるクールな活動をすることを支援します。その実現に向けた第一歩として、プログラミング不要のクラウド型AI構築プラットフォーム「MatrixFlow」を開発しております。

【会社情報】
設立 :2018年10月
本社 :東京都台東区
URL:https://www.matrixflow.net/corporate/

【お問い合わせ先】
https://www.matrixflow.net/contact/