本資本業務提携の背景及び内容
ピアズグループは、「いつかの未来を、いつもの日々に~New Normal Acceleration~」をコンセプトに掲げ、新たなモノ・コトを積極的に活用していくための活動を社会に広げていくことに取り組んでおります。
そうした中、当社では、店舗運営・営業をテクノロジーによりアップデートする店舗DX事業を中心に展開しており、同事業においては、AIを活用したオンライン接客センター事業や、ChatGPTを活用した営業・接客を中心としたコミュニケーション能力の向上に必要な表現力を高めるトレーニングを効率的に行うことができるサービス「mimik(ミミック)」などを展開しております。
一方、KandaQuantumは、「協創の基盤を創る」をミッションとし、Gen-AI(生成AI、ジェネレーティブAI)や量子技術を活用したクリエイティブ集団として、ChatGPTや量子技術を用いた様々なプロダクトを展開しております。こうした技術力が評価され、Microsoft for Startupsへの採択や各種登壇などの実績も豊富に重ねております。
【KandaQuantumのミッション】
【KandaQuantumのプロダクト例】
・ Calq Blitz : GPT-4を活用したAI戦略立案
・ Calq Talk : 日英リアルタイム翻訳機能を有するAI議事録
・ Calq Mail : ChatGPTを活用した自動メール作成
・ Calq Offer : ChatGPTを活用した自動求人票作成
本資本業務提携により、当社の持つ営業・接客ビッグデータとChatGPTなどのAI技術がKandaQuantumのAI・量子技術により補完され、より高度なプロダクトの開発販売を加速化していくことが可能となります。
具体的には、当社のAIロープレ「mimik」のさらなる機能拡充、双方の技術を持ち寄った新たな店舗DXプロダクトの開発、当社の顧客基盤を用いた前述のKandaQuantumの各種AIプロダクトの販売体制の強化(OEM含む)などを想定しております。
当社は、引き続き、こうした技術力を持つスタートアップへの投資を通じて、店舗DX事業をはじめとした事業へのAIや量子技術の導入を加速化してまいります。
当社CVC事業について
ピアズグループのオンライン接客事業および2022年4月より新事業として取り組んでいるメタバース事業を中心に多くのスタートアップ企業、ベンチャー企業との協業やビジネス創出を模索しております。 当該事業領域においては優れた技術力や知見を有するスタートアップ企業、ベンチャー企業が多く存在し、それらの企業とのアライアンス関係の構築が事業を推進していく上で重要であると当社は考えております。
そのような事業環境において、当社のブランドや資金力を活かして、優れたスタートアップ企業、ベンチャー企業へ積極的な投資を行い、資本関係を持ちアライアンスを強化することで、投資先の技術力、ノウハウ、仕入販売チャネルの共有を通じて当社新規事業とのシナジー効果を創出し、事業推進力を上げることを目的として2022年11月よりCVC事業をおこなっております。
本資本提携の相手先の概要
商号 :株式会社KandaQuantum
所在地 :東京都千代田区麹町6-6-2 番町麹町ビルディング 5F
代表者 :代表取締役 元木 大介
設立年月:2020年6月
資本金 :3百万円
事業内容:AI・量子技術を活用した事業
URL :https://kandaquantum.com/about
業績への影響
本件における出資額、出資比率及び当期の業績に与える影響につきましては、軽微であると考えております。
会社概要
ピアズグループは「New Normal Acceleration~いつかの未来を、いつもの日々に」のコンセプトに掲げ、新たなモノ・コトを積極的に活用していくための活動を社会に広げていくことに取り組んでおり、NeoRad事業として、リアルとメタバースをかけ合わせたイベントやエンターテイメントの提供を通じてWeb3.0時代の新しいコミュニティの形を世界中に提案することに取り組んでおります。
商号 :株式会社ピアズ
所在地:東京都港区西新橋2-9-1PMO西新橋ビル5F
代表者:代表取締役社長 桑野 隆司
設立 :2005年1月
資本金:100百万円
URL :https://peers.jp/