みなさんこんにちは! いきなりですが、最近ではAIという言葉を耳にすることも多くなってきたのではないでしょうか? しかし、何となく機械系やロボット系などの大雑把なイメージはありますが、詳しく理解していない人も多いと思います。AIには、AI、マシンラーニング、ディープラーニングの三大分類があります。

そもそもAIとは?

まずは一つ目に、AIの説明を軽くさせていただきます! AIとはArtificial intelligenceの略称で日本語では人工知能という意味になっています。 例えばAIの搭載型洗濯機では洗剤の種類や柔軟剤の量、汚れの量などに合わせて、洗い方や時間を自動で調節してくれます。他にもAI清掃ロボットもあります。AI清掃ロボットは掃除したいルートを事前に設定しておけば2回目以降はボタンを押すだけでAIが記憶したルートを自動で清掃してくれます。 人工知能と聞くとやや難しくも聞こえてしまいますが、意外に私たちの身近にもAIは使われているのです。

マシンラーニングとは?

そして2つ目からが、本日の本題になってくるので、詳しく説明させていただきます。 マシンラーニングとは、機械学習のことです。コンピュータが物事やルールを理解するためには、人が学習する方法と同様に、情報を与えて特徴やルールを学習させなくてはなりません。この学習方法のことをマシンラーニングと呼びます。今までは人間が一つ一つ行っていた作業などを、コンピュータが学習するようになりました。つまり、人間が少し作業をした段階でコンピュータが次の作業の予測できるようになったのです。 実はこのマシンラーニングも、私たちの生活に多く使われています。例えば、自粛期間、スマホやタブレットなどで映画を見る機会が増えた人も多かったと思います。その際、一度恋愛映画を鑑賞したら次に映画を選ぶとき、おすすめ欄には恋愛映画があったと思います。一度鑑賞した映画がどのジャンルだったのかを学習し、次に観るであろう映画をコンピュータが予測していたのです。まさにこれがマシンラーニングです。

ディープランニングとは?

そして、3つ目がディープランニングです。ディープランニングとは深層学習という意味で、十分なデータ量があれば、人間の力なしに自動的にデータから特徴を抽出してくれることです。私たちの身近な物の例としては、スマホやPC、タブレットなどでキーボード入力以外にも音声入力をすることができます。喋るだけで文を構成したり、喋ったことをそののまま検索できるなど多くの人がそれらの機器を通してディープランニングを使ったことがあるのではないでしょうか。

違いってなんなの?

一見説明だけを聞くとマシンラーニングと混同してしまう方も多いと思いますので、マシンラーニングとディープランニングの違いを紹介していきたいと思います。 マシンラーニングは大量のデータから規則性や関連性を見つけ出し、予測を行う方法です。そのため、色や形など着目すべき特徴をある程度の工程は人間が行う必要があります。 一方、ディープランニングは人間の脳神経回路をモデルにして作られたシステムを用いて、特徴量の設定や組み合わせをAI自ら考えて決定するのです。マシンラーニングと違い、色や形の着目すべき特徴を自ら考えて、最適な分量や予測を行うことができるのです。しかし、ディープランニングも最低限のデータは必要だったり、人間が加える操作がある場合もあります。

最後に

マシンラーニングとディープランニングの違いはご理解いただけましたでしょうか?AIは難しい、マシンラーニングやディープランニングはニュースなどで聞いたことあるけど全然よくわからないと思っていた方も、知ってみると意外に身近に使われていため、親近感が湧いたのではないでしょうか。本日紹介したAI搭載型洗濯機や、AI清掃ロボットの他にも、身近にあるマシンラーニングやディープランニングとを見つけてみてください!