カラクリ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役CEO:小田 志門、以下カラクリ)は、カスタマーサポート特化型AI「KARAKURI chatbot」の管理画面上に、AIが「初期設計時のFAQデータ整備」や接客力を向上させる「コミュニケーションフローの改善策」等を提案する新機能を追加します。

カラクリは、カスタマーサポート業務のデジタル革新を起こす「CS Automation & Optimization 」を実現するため、さまざまなAIソリューションを提供しています。これまでメルカリ、WOWOW、SBI証券、ニッセン、三井ダイレクト損害保険、GMOペイメントゲートウェイなど数多くの企業に導入いただいております。

コンタクトセンターの人手不足は慢性的な課題であり、新型コロナウィルスによる出勤制限や時差出勤によって、より深刻化しています。また東京2020にも備え、在宅コールセンターや業務のIT化を加速することが予想されます。そこでカラクリは、カスタマーサポート特化型AI「KARAKURI chatbot」に、AIが初期設計・運用業務のサポートする「AIアドバイザー機能」を追加する運びとなりました。

本機能の搭載により、一般的にチャットボット導入のデメリットと言われていた「初期設計時のデータ整備」「チャットボット育成に必要な分析業務」の負担を大幅に軽減できます。AIがユーザーの関心度や行動を分析し、優先度の高い対応策を管理画面上で提示するため、専任オペレーターは迅速な運用が可能となり、導入企業のカスタマーエクスペリエンス向上に寄与します。

■「KARAKURI chatbot」AIアドバイザー機能について

業界で唯一、正答率95%を保証するAIチャットボット「KARAKURI chatbot」は、誰もが簡単に使えることをコンセプトとしております。AIアドバイザー機能により、管理画面上で「初期設計に必要な会話カード(学習データ)の自動判定」や「ユーザーの利用状況に応じた会話カードの改善策」を提示します。

【初期設計サポート】
AIが、チャットボット導入時に設定すべき「FAQデータの精査」「サポート範囲の特定」を支援します。メールデータや既存FAQデータから「問い合わせの傾向分析」「優先度の高い会話パターン」を自動抽出するため、導入からローンチまでの期間を短縮できます。こちらの機能に関してはβ版の提供となり、現在一部企業で試験導入いただいております。

【運用サポート】

誤回答の防止機能で、高い品質を担保
運用していく中で類似した質問・回答パターンが混在すると、学習データの質が落ち、チャットボット育成に悪影響を及ぼします。AIが「重複」「類似」データを抽出し、統合もしくは解決策を管理画面上で提示。誤回答を防止し、高い品質のチャットボットを育成支援します。本機能については特許出願中です。

ユーザー傾向を自動分析!KPIに合わせた改善レコメンドをアラート
AIがユーザーの利用状況の分析結果を管理画面に表示します。コミュニケーションにおける弱点、ユーザーの関心、重要な指標の変化などのデータを自動で判断し、優先度の高い対応策を提示します。これによりチャットボットの対応範囲及び接客品質が向上します。
 (例)
  ・キャンペーンや時事に合わせて追加作成すべきQ&Aを提示
  ・ユーザーの解決に至っていないQ&Aを検出
  ・問い合わせが急増しているQ&Aを検出
  ・KPIに対し、目標数値達成時や未達見込み時のフィードバック
  など

今後も、カラクリは「今までにないカラクリで世の中を豊かに」をミッションに、テクノロジーの価値を全ての人が享受できる社会の実現に向けて、世界最先端の研究成果の実用化を加速していきます。

▶ 会社概要
2016年に創業し、スタートアップの登竜門イベント・ICCサミット「スタートアップ・カタパルト」では4位に入賞。「今までにないカラクリで世の中を豊かに」をミッションに、AIテクノロジーを活用した事業開発やソリューションの提供を行っています。正答率95%保証(※)のAIチャットボット「KARAKURI chatbot」(https://karakuri.ai/)やFAQページを自動生成&最適化するAI「KARAKURI smartFAQ」等のサービスを提供し、CS業務の人手不足解消やLTV向上等に寄与しております。今後もCS向けAIソリューションの幅を拡げることで、労働人口の激的な減少による労働力を補完するとともに、一社でも多くのCX向上経営を支援して行くことを目指してまいります。
※KARAKURIに搭載済のQ&Aを未知の質問でテストし、その回答正解数/テスト質問数で算出します。業界や業種、FAQの数の多さや複雑度によって、保証正答率が変更となる場合があります。

住所   : 〒104-0045 東京都中央区築地2-7-3 Camel 築地 II 5F
設立   : 2016年10月3日
代表者  : 代表取締役CEO 小田 志門
事業内容 : カスタマーサポート特化型AI「KARAKURI」シリーズの開発・提供・運営
       AIソリューション事業(コンサルティング、個別開発)

       AIビジネス開発事業(事業開発)
URL   : https://karakuri-ai.co.jp/