ヒアリング後のデータチェックやAPI等を活用したデータ連携を支援

株式会社サイバーエージェント(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:藤田晋、東証一部上場:証券コード4751)の連結子会社である株式会社AI Shift(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:米山結人、以下AI Shift)は、AI自動音声対話システム「AI Messenger Voicebot」において、自動応対後のデータチェックやデータ連携などの後続業務をサポートする新しいオプションプランの提供をスタートしたことをお知らせいたします。

オプションプラン提供背景

近年の音声認識技術や対話エンジンの性能向上を背景に、企業における電話応対業務の代替としてボイスボットの活用が拡大しています。

特に予約や注文の一次受付など、一定のヒアリング項目を伺って手続きを行う電話応対における親和性が高く、ボイスボットを利用する事例が増加しています。

しかし、音声の認識精度は100%ではないため、精度の担保を求める場合には録音音声の聞き直し作業が発生する場合があります。

また、ボイスボットによるヒアリング結果をCRM等の別システムへ格納するためには、ヒアリングデータの整形など、後続業務を導入企業側で行う必要がございました。
このような課題に対して、これまで当社ではヒアリング結果の必要箇所を聞き直せる機能や、CSVダウンロード機能が搭載された管理画面を通して、支援を行っておりました。
この度、当社では導入企業側の負担をさらに軽減するため、ヒアリング結果のデータチェックからデータ整形、別システムへの格納まで、当社がフルサポートする新しいオプションプランの提供を開始しました。

オプションプラン詳細

①データチェック
当社のデータチェックセンターにおいて、ヒアリング結果の音声確認を行い、データを整形してご提出します。例えば、名前や住所などの認識誤りの補正や、認識結果の表記形式の統一など、ご要望に合わせてデータを整形いたします。また、音声確認は人手で実施するため、データの信憑性も担保され、導入企業における音声確認をせずにご利用いただくことが可能です。

② データ連携
APIやRPAを活用し、ボイスボットがヒアリングした結果を外部システムに格納します。例えば、API経由で即時にヒアリング結果のテキストを格納したり、夜間入電結果を始業前にRPAでバッチ処理して格納したりするなど、求められるリアルタイム性やシステム仕様にあわせた方法をご提案いたします。

今後の展望
今後も、ボイスボットの電話応対範囲に限らず、企業における電話応対業務のDXを推進してまいります。

「AI Messenger Voicebot」について
「AI Messenger Voicebot」は、AIチャットボット「AI Messenger Chatbot」の対話戦略技術を活かした“音声対話に特化した独自対話エンジン”により、従来の音声ガイダンスとは異なるインタラクティブでスムーズな音声対話を実現する電話応対の自動化サービスです。

サービスサイト:https://www.ai-messenger.jp/voicebot/